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2017 09,18 20:08 |
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こんにちは 今日は とても真面目な話です TVのニュースや雑誌でもよく話題になりますが、 今、高齢者だけで暮らしている世帯が本当に多いです 当院でも 年配の患者さんとの何気ない会話から、 日常生活や老後の不安をよく耳にします 高齢者の1人暮らし、老夫婦2人だけの世帯での 認知症や寝たきりの夫(妻)の世話は、 看る側の疲労度がとても強く、 老老介護ともなれば 本当に大変だと思います 若い時は難なく普通にこなせていた家事 買い物、料理、入浴、掃除、洗濯が 高齢になるにつれ、困難になってくる 不調を感じても、代わりにやってくれる人も 近くにいない・・ そんなケースが実に多いのです どうしてそういう高齢者世帯が多いのか・・・ ひとつには、やはり 親と同居する子供が非常に少ないことです 「同居」とは言っても 「同じ敷地内に住んでいる」というだけで、 「実際の生活スペースは別々で寝食も全く別」 というケースも多いようです こんな寂しい世の中でいいのでしょうか・・・ なんとも悲しく虚しく切ない気持ちになります 70代以上の親を持つ、私達子供世代が、 もっともっと しっかり考えていかなきゃいけませんよね 今はあまりにも個人尊重主義過ぎるような気がしませんか? 「我慢することはない。自分がやりたいように自由にやっていいんだよ」 という考え方が幼い頃から浸透していて 結果、「自分」を主張し過ぎて 「自分さえ良ければ良い」という精神が根付いてしまうように感じます 自分の足元だけを見ているのではなく、 ちゃんと顔をあげて視野を広げて 特に親の身体状況や生活にもっと意識をむけ、 心身ともに不自由がないか、常に気にかけてあげる必要がありますよね ただ、いろいろな生活事情で、 同居したくてもできない状況もあります その場合でも、万が一の緊急時に備えて {どんな病気があり、症状はどんなか} {かかりつけはどこの病院か} {何の薬を飲んでいるのか} {病気やケガの既往歴} {普段の生活様態、血圧や体温} 家族がこれらを把握していると もしも緊急事態が起こって、本人が話せない状態になった時に 救急隊員や医師にこのような情報提供ができれば、 治療に大きく役立ちます 子供世帯が、自分の配偶者と子供との生活だけを基準に考えず、 親世帯の生活もきちんと把握しておくことが大切だと思うのです 若い時はシャキシャキ動けて強気でいられても、 誰でも長く生きていれば、当然体がきかなくなり、心細くもなります 誰もが。です 年を重ねるにつれ、”赤ちゃんに返る・・”と言いますが、 親は、私達を生んでくれ、 日に何度もおむつを替えて お乳を飲ませてくれて、 歯が生えるまでは細かく刻んでやわらかくした食べ物を口に運んでくれ、 ぐずったり、体調をこわして 不機嫌にギャーギャー泣きわめいた時は とことん付き合って面倒を見て育んでくれ、 長い年月をかけて一人前にしてくれました その親がいたから 今の自分達があるのです 今度は逆になる番です 与えてもらった愛情を、与えれば良いのです 親が高齢になって ”赤ちゃんのように”なってきたら、 私たちが ”親のように” になって世話をしてあげる 年に数回の記念日や、お誕生日にお金や物を渡すことが親孝行じゃなく、 普段から常に気に掛けてあげることが本当の親孝行&恩返しだと思うのです ですが、中には悲しい環境で育ち、 良好な親子・家族関係が築けなかった方々もいます 「両親の喧嘩→離婚で家族の団欒がなかった」 「小さな頃から奉公に出され、さんざんな苦労をした」 「父親が酒乱でよく怒鳴られたり、ぶたれたりした」 「若くして家を出た」 「とてもあんな親の面倒を看る気になどなれない」 という考えになっている方もいて、 その辛い事情を思い図ると致し方ないのかなと思えます 人付き合い、世の中の道理、一般常識などは 親の考え方からなる「しつけ」や「教え」など 育つ生活環境が大きく影響していくと思うのです 家族の絆、思いやりの心がなんたるかを 親が自ら、子供達に家庭を通して示して教えていくべきなのに・・。 こんな持論を並べてしまいましたが、 自らはどうかと申しますと、 私は、結婚前に、夫の両親が、 舅様が交通事故の後遺症でおかしな言動がでてしまう記憶障害があり、 姑様は膝が悪くて体がシャキシャキ動かない状態であることを知り、 自ら同居を願い出ました 純粋に、「早く力になってあげたい・・」と思ったからです 義父はやがて、本格的な認知症に移行し、昼夜逆転や徘徊で 本当に毎日・・言葉や文章では言い尽くせないほど 日々いろいろと大変なことがありました 84歳で末期ガンの宣告を受けてからの数か月間、本格的に身体介護をおこないました 食事、車いすでの散歩、通院、入浴、下の世話、徘徊時の捜索、朝も昼も夜中も・・です 親身のになって下さった訪問看護の医師、看護師さん、ケアマネさん、 いろいろな方々のお力を借り、相談にのって頂きながら、 心にねじり鉢巻きをして、懸命に取り組み、 最期を家で看取りました 最期の瞬間、朝の一連の作業(点滴と尿量のチェック、痰を吸入、おむつ替え、顔をふく、酸素吸入周りの綿を取り換えるなど)を終えた後、義母と並んで座って義父の方を見ながら話をしていました 目線の先で、義父の胸の呼吸の上下が止まったのに気づきました。 数秒、義母の話に空の相づちを打ちながらも、意識は義父の呼吸に全集中し・・ 義母に「お義父さんの息、止まったみたい・・」と声にならない声で伝えました 義父は、何十年も苦楽を共に連れ添ってきた大切な妻の声を聞きながら この世の最期を迎えられたのです 早朝でしたし、もし舅が病院に入院していたら、 おそらく最期は一人寂しい旅立ちになっていたことでしょう 義母も高齢で足腰が丈夫ではないので、しょっちゅう病院へ通うことができず、 夫婦離れ離れで お互いに寂しい思いをしていたことでしょう 最期は、いつもの部屋で日常の生活音や家族の声を聞きながら安心して安らかに逝けたので、 在宅介護を選んで、本当に良かったと、この瞬間に心から思いました。 義母は今87歳で 足腰は少し不自由ですが、元気で暮らしていてくれて 洗濯や簡単な料理などの家事も率先して手伝ってくれ、とても助かっています 高血圧や不整脈などがあるので、朝はまず、義母が起きてきた時の様子を見ます お茶飲みをしながら会話をして、普段と変わりがないか毎日チェックしています 昼食は仕事場から一旦家に帰って一緒に食べ、もちろん、夕飯も家族で一緒に食べます 私の思う親孝行は、 年に1、2度の記念日に高価な物を買って渡すのではなく、 特別なスゴイことをしてあげるのではなく、 このように日常で今自分ができる精一杯のことをやって安心させてあげることです 家族、夫婦、親子、兄弟、姉妹、友人・・どんな関係においても、 人として、根底に持ち続けるべきは やはり「相手を思いやる心」「持ちつ持たれつ、助け合いの精神」です 人が皆 その心持ちを常に意識して行動すれば、 頻繁に起こる残酷な事件や悲しい争い事は 起こらなくなるのではないかと思います(*^^*) みんなで幸せを紡いでいきたいですね PR |
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2016 01,11 12:50 |
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今年、成人の日を迎えられた 全国の二十歳の皆さーん おめでとうございます 二十歳と言えば、社会的責任がかかる一人前の大人ですから、 いろいろなことに胸をはって積極的に前向きに頑張っていって下さいませね そして、今まであなたを支えて育ててきて下さったご家族、 特に ご両親、ご祖父母に 心から感謝し、 その気持ちを忘れずに持ち続けていて下さいね お酒もタバコも 解禁ですね・・ あ、でも、タバコは人体に「百害あっても一つの得もなし」ですから、 すでに吸ってきた人は (!?) もう今日を境に(!??) すっぱり辞めましょう! お酒も 飲みすぎて周りに迷惑かけるような かっこ悪~い飲み方はダメですぞっ 楽しく飲みましょうね では、皆さんの晴れの門出を祝して、 カンパーーーイ!! 整骨・接骨 ブログランキングへ |
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